RSSリーダーを見ている時や何かを検索している時など、気になったWebサイトはとりあえず次々と開いておいて、後からまとめて確認するような使い方を良くします。
すると同じサイトを複数のタブで開いていて、「さっきここ見たなー」なんて思ったりすることもあったりしまして。
こんな時はそのままそのタブを閉じるだけで、手間がかかるというほどでもないのですが、重複すればその分開いているタブは増えているわけですし、できれば同じサイトを同時に開くことがないようにしたいところ。
そんなわけで今回は、既に開いているWebサイトを別タブで開いた際、自動的に閉じてくれるFirefoxアドオン「Duplicate Tabs Closer」を使ってみることにしました。
Firefoxアドオン「Duplicate Tabs Closer」
「Duplicate Tabs Closer」は、既に開いているURLを新たに別タブで開いた際、それを検出し、自動的に閉じてくれるFirefoxアドオンです。
Duplicate Tabs Closer
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/duplicate-tabs-closer/
再起動不要のアドオンなので、インストールするとすぐに使うことができるようになります。
「Duplicate Tabs Closer」をインストールするとツールバーにボタンが配置され、複数のタブで同じURLを開くと、上画像のようにパネルが開きます。
検出された同URLのタブは「Duplicate tabs」に表示され、「Close all duplicate tabs」をクリックすると、ひとつを残して他のタブを閉じることができるようになっています。
同じURLを複数タブで開いたときの動作の種類は「Options」内の「On duplicate tab detected」から設定変更することができます。
設定することができるのは、何もしない「Do nothing」、先に触れたようにパネルを開く「Show panel」、自動的にタブを閉じる「Close tab automatically」の3種類です。
自動的にタブを閉じる「Close tab automatically」に設定した場合は、タブを閉じる際、古いタブと新しいタブのどちらを維持するかの設定や、維持したタブの挙動を設定することができるようになっています。
「Options」の設定はツールバーボタンからすぐに変更できるので、必要に応じて設定を変えながら、手軽に機能を使うことができると思います。
変化は小さいけれどとても便利なアドオン
なくては困るというようなアドオンではないと思いますが、実際に使ってみると思っていた以上に便利に感じます。
インストール時の再起動も必要なく、設定変更も簡単に行うことができるので、手軽で扱いやすいアドオンです。
とりあえず複数のサイトを開いてからまとめて確認するような機会の多い場合には、開くタブが増えれば増えるほど、便利さを実感できるのではないかと思います。