急須をおすすめするという、もしかしたら二度とないかもしれないエントリー。
水分補給はもっぱらコーヒーで行う毎日です。特にコーヒーにこだわってるわけではないのでインタント万歳なんですが、どうしてこうなったのか無意識にコーヒーばかり飲んでいます。
ですが最近緑茶を飲む機会が増えました。「いつでもコーヒー」が「寝起き寝る前食後はお茶」くらいに。きっかけは間違いなく「急須」です。
八十八夜急須はとてもイイ
ひょんなことから緑茶をあまり飲まない我が手元に急須がやってまいりました。それが常滑焼の八十八夜急須です。
この急須、注ぎ口の際の部分まで88個の茶こし穴が開いてます。素材は本体と同じ陶器製です。なので別に茶こしを用意する必要がありません。また際の部分まで茶こし穴がしっかりあるせいか、最後の一滴までお茶がしっかり出ます。「お茶を注ぐ時は最後の一滴まで」って言いますもんね。
そして、うちにあるのは容量が180mlのものらしいのですが、これが一人で飲むにはちょうど一杯分くらいの量で入れられるので使い勝手もいいのです。もっと大人数で使うには物足りないでしょうが、毎回一人分を飲みきりで、お湯を入れた分しっかり注ぎ切るにはちょうどいい感じなのですよ。
また、この急須はふたを開けた時の開口部がとても広くて洗うのもとても楽。茶こしの裏の部分も簡単に、だけどしっかり洗う事ができてまた次もお茶を飲もうという気持ちにさせてくれるのです。急須はどうしても茶こしの部分が洗いにくくてちょっと手入れが大変。そんな心配もこれにはありません。
やっぱり緑茶もいいものです
道具が使いやすいというのはそれだけで次につながるメリットだと思うんです。それが頻繁に使うものならなおさらです。緑茶が大好きな方ならもっといろいろな感想やこだわりがあるのでしょうけど、自分のような緑茶初心者にはとてもいい一品だと思います。
日本茶ってなんか飲むとほっとした気分になりませんか?コーヒー大好きなのは変わらないけれど、節目に飲む緑茶がゆったり息抜き代わりになってる今日この頃です。
ちなみに八十八夜は茶摘みの歌に出てきます。この時期がお茶の新芽の摘み頃で、この時摘んだ新茶には縁起のいい言い伝えも多く、質もとても良いそうです。末広がりの数字で縁起もいいですし、「88個の茶こし穴」にもちゃんと由来があるんだなと納得させられました。