Nexus6の Android 6.0 Marshmallow アップデートから、けっこう時間が経ちました。
一部のアプリでうまく動作しないものがあるようですが、通常使用には大きな問題はないかと感じています。
OSアップデートで毎回気になるのが「バッテリー消費量」がどれくらい変化するかという点ですが、「電池の最適化」の効果は大きいようで、待機時のバッテリー消費はやはり減ったと思います。
ということで、今回は Android 6.0「MRA58K」アップデート後のバッテリー消費量をメモしておくことにします。
目次
Nexus6 Android 6.0 Marshmallow「MRA58K」
自分の Nexus6 は、10月23日にAndroid 6.0 Marshmallow へアップデートしています。
その後2週間ほど経過しましたが、端末自体の動作に大きな問題はないように思います。
アプリによっては以前のように動作していないものもあるようで、「電池の最適化」の影響など、アプリの動作を少し見てみる必要があるかなと感じています。
既に11月のセキュリティアップデートについての情報も出ていますが、今回は Android 6.0 へアップデートした時点、ビルド「MRA58K」でのバッテリー消費量メモになります。
バッテリー残量のメモ方法
これまでバッテリー残量の数値をメモする際には、Tasker と PushBullet を使って、定期的にバッテリー残量とバッテリー温度の数値をプッシュ送信していました。
Android 6.0 アップデート後も同じように行うつもりだったのですが、実際に試してみたところ、プッシュ送信されないタイミングがありました。
なので今回は、「Battery Mix」での数値をメモしています。
Battery Mix
カテゴリ: ツール
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測定時のシステム設定などはこれまでと特に変更はなく、「電池の最適化」については最適化できるものは全て最適化した状態です。
- スリープ時のwifi接続は常に維持
- 位置情報は常に「高精度」
- Bluetoothオフ
- Smart Lockに「信頼できる場所」で自宅を設定して使用
- taskerをアプリインストール時の設定で使用
- 自動同期オン
- 最適化できるものは全て「電池の最適化」適用
「MRA58K」でのバッテリー消費量メモ
以下、Battery Mix 使用前に2回、Battery Mix を使って2回の計4回分のバッテリー消費量メモになります。
1回目(10/24~10/25)
時刻 | 4:27 | 15:00 | 0:00 | 12:00 |
残量 | 100 | 93 | 87 | 81 |
温度 | 28.5 | 28.0 | 25.0 | 29.5 |
プッシュ送信された数値を使って「24日15時」から「25日12時」で計算すると、21時間で12%減少、1時間あたり「0.57%」。
電池画面に表示されている残り時間表示ともあまり大きな差はない感じ。
2回目(10/27~10/30)
時刻 | 18:00 | 6:00 | 15:00 | 18:00 | 12:00 | 21:00 |
残量 | 99 | 91 | 86 | 84 | 72 | 67 |
温度 | 30.5 | 26.7 | 28.4 | 25.8 | 27.2 | 28.0 |
「27日18時」から「29日21時」で計算すると、51時間で32%減少、1時間あたり「0.63%」。
こちらも残り時間表示とさほど大きな差はない感じでしょうか。
3回目(11/4~11/6)
ここから「Battery Mix」です。
1時間あたり「0.6%」減少。
4回目(11/7~11/8)
37時間47分で24%減少から計算すると、1時間あたり「0.64%」。
アップデート前と比べ消費量は減少
4回分の数値を見ると、この環境での待機時バッテリー消費量は、1時間あたり0.6%前後くらいの数値になるかと思います。
アップデート前は0.8%くらいの数値だったので、Android 6.0 Marshmallow アップデート後の待機時バッテリー消費量は減少していると思ってよさそうです。
やはり「電池の最適化」の効果が大きいのかなと思いますが、アプリによって適用するかしないかなど、もう少し設定を変えていくこともあるかと思います。
何はともあれ、バッテリー消費量がさらに落ち着いたようで、個人的にひとあんしんです。