以前は招待制だった Google のメールアプリ「Inbox by Gmail」が一般公開されました。
「Inbox by Gmail」には、リマインダーやスヌーズなど、Gmail にはない機能も用意されています。
スヌーズ機能が好きな自分にとっては使い勝手がとても気になるところ。
せっかく招待が必要なくなったことですし、この機会に一度試してみたいと思います。
「Inbox by Gmail」
Inbox by Gmail
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「Inbox by Gmail」は Gmailチームが開発した Google のメールアプリです。
メールの処理のしやすさが重視されたアプリで、いろいろな機能も用意されています。
「Inbox」を使ったからといってこれまで使ってきた「Gmail」が使えなくなるわけではないので、試しやすい仕様にはなっていると思います。
Googleで公開されている「Inbox」のヘルプも、機能や使い方など詳しく書かれています。
Inbox by Gmail ヘルプセンター
https://support.google.com/inbox/?hl=ja
インストールして使ってみた
インストールして起動すると、ログイン画面が表示されるので、「ログイン」をタップして、Googleアカウントでログインします。
ログインが完了すると、「Inbox」の機能紹介がされた後に、
受信トレイが表示されました。
「Inbox」でログインすると、「Inbox へようこそ」メールが送られてきます。
「Inbox」でのメール処理の基本は上の3つ。
「受信トレイ」のメールに、未処理で再通知が必要なら「スヌーズ」を設定し、処理済になったら「完了」にするという流れになると思います。
「完了」は Gmail でいうところの「アーカイブ」と同じような感じです。
「Inbox」では上の画像に表示されている「ショッピング」や「マネー」のように、受信トレイ内の関連するメールを自動的に分類しまとめて表示する、「バンドル」という機能があります。
この「バンドル」機能を使うと、受信トレイのメールがこんな感じで自動的にまとめられます。
どのバンドルを有効にするかは設定から変更でき、Gmail で使用していた既存のラベルにフィルタルールを設定することで、バンドルとして扱うようにすることもできるようです。
ちなみに、既存のラベルは一般的なフォルダのような扱い方に「Inbox」ではなっています。
バンドルでまとめて表示している場合でも、その中のあるメールを目立つように単体表示したい時は、メールに「ピン」を打つことでバンドルの中ではなく、受信トレイの上部に別で表示することができます。
上の画像では「新着」のバンドルが有効なままですが、「ピン」を打ったメールが受信トレイに別で表示されています。
各メールは右スワイプで「完了」、左スワイプで「スヌーズ」の設定ができます。
スヌーズの再通知タイミングは、初期設定では上のとおりですが、設定から変更可能です。
また「Inbox」には「リマインダー」を設定する機能があります。
右下のアイコンをタップすると画像のような画面になり、「リマインダー」の作成が行えます。
設定したリマインダーは受信トレイの上部にピン打ちされた状態で表示され、メールと同じような処理を行う事ができます。
また、メールにピンを打った時にも「リマインダー」の入力が表示されるので、メールにリマインダーを添える事ができるようになっています。
「Inbox」ではバンドルごとにメールの通知設定を行う事ができるようになっていますし、この「バンドル」機能をうまく使う事がポイントなのかなと思います。
ここまでに触れた点以外にも、Keepとリマインダーを連携することができたり、メールの送信をキャンセルする事ができるなど、機能はとても豊富なアプリになっています。
自分の使い方と合う方を選択するのがいちばん
「Inbox by Gmail」を使い始めると、そのアカウントでは Web版の「Inbox」も使う事ができるようになります。
バンドルのフィルタルールの設定などは、Web版からの方が行いやすいかもしれないです。
「Inbox」と「Gmail」は、どちらの方がより使いやすいというよりも、自分の使い方にどちらが合っているかかなと思います。
スヌーズやリマインダー、メールの送信キャンセルなど、Inbox は機能がとても魅力的。
ですが、バンドルの仕様がなかなかしっくりこない場合もあるような気がします。
とりあえず自分はこれまでラベルでそれなりに分類して使ってきていたので、既存のバンドルが不要な気がしてしまう部分などもあり、しばらく両方を使い分けつつ様子を見ようかと思います。
「Gmail」に「スヌーズ」と「リマインダー」がついてくれたら一番かなとか少し思ったり。
とにもかくにもまずはいろいろ試しながら、使い込んでいかないとですね。