昨日 au Xperia Z4 SOV31 のソフトウェアアップデートが公開され、Wi-Fi安定制御機能の不具合が改善されました。
アップデート前はこの不具合の影響で、Wi-Fi安定制御機能をオフにするとフリーズが発生しやすいとのことだったので、オンに設定して使っていました。
まだアプリやら設定やらいじっている真っ最中なのですが、待機時のバッテリー残量も見ておきたいと思って少し前からバッテリー残量をメモしていました。
その後思いのほか早くソフトウェアアップデートが公開されたので、「ビルド番号:28.0.D.5.18」では一回しかメモしなかったことに。
一回分とはいえ比較用にもなるかもしれないですし、いちおうまとめておくことしました。
目次
Xperia Z4 の設定と測定方法
消費量メモ時の設定
今回のメモは「ビルド番号:28.0.D.5.18」時点でのメモになります。
フリーズの可能性を考慮して、この時点での「Wi-Fi安定制御機能」は「オン」に設定しています。
これを含め、バッテリー消費量に影響しそうな設定などは以下のようなところかと思います。
- Wi-Fi安定制御機能オン
- スリープ時のwifi接続は常に維持
- 位置情報は「高精度」
- Bluetoothオフ
- Smart Lockに「信頼できる場所」で自宅を設定して使用
- taskerをアプリインストール時の設定で使用
- PushBulletとtaskerの連携で定期的にプッシュ送信
また、無効化・アンインストールしてあるプリインストールのアプリがあります。
これらについては別記事でまとめているので、そちらを見ていただければと思います。
測定方法
バッテリー残量の取得方法は Nexus6 でのメモや、Xperia Z4 の充電量をメモした時と同じような方法で行いました。
Tasker でバッテリー残量とバッテリー温度を取得し、PushBullet でPCに数値をプッシュ送信します。
「TIME」の「Repeat」設定は「3 hours」です。
設定に関しては以下の記事あたりを。
測定結果
上記の設定で、満充電後メールや電話の着信以外あまり端末を操作せずに、24時間以上継続してメモすることができた数値です。
いつものごとく、グラフの縦軸の数値がバッテリー残量と温度で共用なのはご勘弁を。
測定時間:36時間
バッテリー消費量:49%
3時間単位での最大消費量:5%
3時間単位での最小消費量:3%
1時間あたりの平均消費量:1.36%
やっぱりセルスタンバイの割合が大きいですね。
次はWi-Fi安定制御機能「オフ」時を見てみるつもりで
3時間ごとの消費量を見てみても、バッテリー消費・温度ともに特に大きな差が出たタイミングもなく、比較的安定した数値になっていると思います。
一回分の数値なので複数回見てみれば数値はもっとぶれたと思いますが、今回のように一時間あたりの消費量が 1.5% 前後で落ち着いてくれれば、個人的にこの設定では充分かなという気がします。
気になるのはやっぱり「セルスタンバイ」の割合。
Wi-Fi安定制御機能を「オフ」にすると変わってくると思いますが、実際にその設定で見てみないと分からないですね。
いずれにせよ自分の環境では、待機時のバッテリー消費は特に問題を感じていませんでした。
今度はアップデート後の消費量を見ていかないとですね。
追記:Wi-Fi安定制御機能「オフ」での消費量メモ
「28.0.D.5.25」アップデート後に「Wi-Fi安定制御機能」をオフにした場合のバッテリー消費量をメモしてみました。