「Google Play Music」を定額購入して間もないせいもあって、ここ最近音楽を聴く機会が以前より増えています。
家でも出先でも思いついた曲を検索して聴くことができ、モバイル端末に保存しているかどうかを気にしなくて済むのはとても便利ですね。
音楽すべてを「Google Play Music」でまかなうようにすると端末容量の節約にもつながって良いと思うのですが、その場合気になってくるのは、モバイル通信時に使用した場合の通信量です。
移動中に音楽を聴く機会も多いことですし、とりあえずおおよその目安をつけるためにも、モバイル通信で使用した際の通信量を品質ごとに少し見てみました。
目次
「Google Play Music」の定額配信サービス
「Google Play Music」は、月額980円、無料期間30日間で、PCからでもモバイル端末からでも利用できる定額音楽配信サービスです。
Android端末の場合は、「Google Playミュージック」アプリから利用することになります。
Google Playミュージック
カテゴリ: 音楽&オーディオ
Google Playで詳細を見る
今回はモバイル通信使用時にこのアプリを使って「Google Play Music」内の音楽を再生した場合の通信量を、設定で変更できる品質ごとに比較してみることにしました。
「Google Play Music」の定額購入については、以前に触れたこちらの記事をご覧になっていただければと思います。
モバイル通信で利用した際の通信量を比較してみる
まずは準備
モバイル通信使用時の通信量を見たいので、Android端末のWi-Fiは「オフ」にしておきます。
「Google Playミュージック」アプリの設定では、「ダウンロード」各項目のチェックをすべてはずした状態で再生しました。
品質を切り替える時など、新たに再生する時は毎回「キャッシュの消去」をします。
通信量の数値は、アプリごとの通信量を表示することができる「通信量・通信速度モニター」というアプリを使いました。
通信量・通信速度モニター
カテゴリ: ツール
Google Playで詳細を見る
「通信量・通信速度モニター」についても以前に触れた記事があるので、そちらをご覧になっていただければと思います。
こちらも再生する品質を切り替えるごとに、設定から記録した通信量を削除した後に再記録しています。
モバイルネットワークの品質ごとに比較してみる
上記の状態で、「全5曲・24分41秒」のアルバム再生後の通信量を、設定の「モバイルネットワークの品質」ごとに比較してみようと思います。
今回は自分でアップロードした曲ではなく「Google Play Music」で提供されている曲です。
品質の「高・標準・低」ごとにそれぞれ2回、以下に記載した順で再生しています。
「通信量・通信速度モニター」のスクリーンショットでは、右の青い数値がモバイルの通信量になります。
撮ったつもりが一部スクリーンショットが抜けてしまっていた部分があるのですが、ご容赦ください。
品質:高(1回目)
・再生前
・再生後
品質:標準(1回目)
・再生前
・再生後
品質:低(1回目)
・再生後
品質:高(2回目)
・再生前
・再生後
品質:標準(2回目)
・再生後
品質:低(2回目)
・再生前
・再生後
「品質:高」での常用は通信量的にきつめ
約25分の再生で、「品質:高」では「100MB」を超えてしまいました。
単純に25分100MBで計算してみても1時間で240MB。
4時間ちょっと聴くと1GBになってしまうので、モバイル通信で頻繁に使用する場合には、「品質:高」設定だとちょっと通信量的にきびしそうです。
「品質:標準」にすると、高設定の約半分ほどというところでしょうか。
モバイル通信での利用は、標準設定以下にしておく方が無難なのかなと思いました。
今回の再生時間だと「標準」と「低」ではあまり大きな差が出ていません。
ですが再生時間が長くなれば、その分差も大きくなってくると思うので、モバイル通信で長時間再生する場合は低設定を活用すべきかもしれないですね。
再生する曲によっても通信量に差が出てくるでしょうし、ダウンロードやキャッシュを使えば、実際の通信量はもっと余裕が出てくると思いますので、あくまで目安として。
せっかく便利なサービスですし、うまく使いつつ、どんどん活用していこうと思います。